マイナンバーカード 有効期限に注意!更新しなかったら?
本人確認や保険証などとして普及したマイナンバーカード。
今では全人口の8割が持っているとされていますが、2025年から更新が必要な人たちが出始めます。さらに、新たな行政サービスも開始される予定です。
今回は、マイナンバーカードの更新と注意点、今後のサービスについて、ご紹介いたします。
マイナンバーカードの有効期限は?
マイナンバーカードの有効期限は10年です。
10回目の誕生日までに(未成年者の場合は5回目)、カード自体を更新する必要があります。その際写真撮影も新たに行う必要があります。
注意点として、カードに搭載された電子証明書は発行から5回目の誕生日までに更新する必要があるので、気を付けましょう。
どちらの更新時も、本人確認を厳密に行うため、原則、自治体の窓口などを訪れる必要があるので、きちんと有効期限を確認しておきましょう。
更新しなかったら?
電子証明書の更新を行わなかった場合、オンラインでの手続きが行えなくなるほか、マイナ保険証の利用登録をしていた場合は、最終的に保険証としても使えなくなります。
具体的には、電子証明書の有効期限が切れても3か月間は使うことができますが、この3か月の間に更新されなかった場合は、各保険組合などから「資格確認書」が自動で交付されることになっています。
更新のおしらせは?
マイナンバーカードの有効期限を迎える人には、数か月前に国と自治体が運営する団体から通知書が届くことになっています。
2025年度に有効期限を迎える件数は、全国であわせて2780万件に上ると試算されています。
お手元のマイナンバーカードをぜひ一度確認してみましょう。
今後の行政サービス
今年はマイナンバーカードと運転免許証を一体化させた「マイナ免許証」も開始となりました。
もちろん、今持っている従来の免許証が使えなくなるわけではなく、従来の免許証をそのまま持つことも併用することも可能です。
マイナ免許証では、引っ越しや結婚で住所や氏名が変わった場合に、自治体での手続きのみで免許証情報の変更も完結できます。
さらに、
・「マイナ保険証」を利用して、迅速な救急搬送につなげるシステムの導入
・マイナ保険証をスマートフォンに搭載して利用可能にする
といったサービスが検討されています。