資産運用は怖い・・・?
<経済成長の基本サイクル>
資産運用について考える前に、まず経済成長の基本サイクルを抑えておく必要があります。経済の成長で一番大切なものは「人口」です。人口が増えると消費が増え、消費が増えると生産が増え、生産が増えると、賃金も増えていきます。そして賃金が増えると消費が増えていくというサイクルを繰り返しながら経済は成長していきます。
そのサイクルの中で、日本はすでに人口がピークアウトしており、2050年には現在から約3,000万人ほど減少した9,500万人になるとも言われています。一方で世界に目を向けてみると、世界総人口の推移と予測では、アジア・アフリカ中心に2100年まで増え続けることが分かっています。
人口が増えると比例して上がっていくのが、GDPです。さらに、GDPと比例して上がるのが株価(世界の株の時価総額)です。株は企業の資産価値・企業価値を表しているため、GDPが膨らむということは新しい企業が増えたり、売上や収益が上がっていることでもあるため、その分株価も上がっていきます。1995年から比べると、約4倍に世界の時価総額は上がっています。 リーマンショックやコロナの影響で一時的に株価が下がってしまうこともありますが、長期的に見たときに人口・GDPと比例して株価は上昇していくのです。
このように経済の基本サイクルを考え、資産運用もしっかりとポイントを押さえれば、教育資金や老後資金を安心して準備することができます。
資産運用のポイントについては、他のコラムでも記載するので、是非ご覧ください!