【福岡 資産運用相談】資産運用を始める前に知っておくべきポイント Part➀
コラム

【福岡 資産運用相談】資産運用を始める前に知っておくべきポイント Part➀

資産運用は失敗しそう。将来損しそうと感じている方もいるのではないでしょうか?しかし、資産運用はルールをしっかり守れば安全に資産を増やすことができます。資産運用をこれから始めようとしている方はもちろん、すでに始めている方もぜひご参考ください。

➀金利を味方につけよう!

 単利とは元金に対し同じ割合のリターンを毎月または毎年受け取れる制度で10%の単利で1万円の投資をした場合、特定の期間に毎回1000円もらえます。一方で複利の計算は累乗計算となり複利10%も毎月のリターンは10%と変わらないのですがリターンは再投資されます。最初に1万円を投資し1000円のリターンを受け取った場合、次の期間は11000円の10%がリターンとなり、また再投資されます。 このように複利では徐々にリターンが増えていくという大きなメリットがあります。一方でデメリットは単利より利率が低く設定されていることが多いことと、途中で元金を回収すると、リターンが減ることにあります。 つまり短期的に利益を得たい方は単利で投資をすると利益は大きくなりますが、長期的な投資を考えている方は複利で投資をして場合単利の何倍もの利益につながります。

 ②分散投資をしよう!

 FPや、証券会社、保険会社などでは有名なことわざがあります。『ひとつのかごに全ての卵を盛るな』ということわざです。例えば、市場で沢山の卵を買ったとします。たった一つのかごに卵を盛った場合、そのかごがひっくり返ったら全てのたまごが割れてしまいますよね?しかし、例えば少し小さなかごを3つに分けて、卵を小分けにかごに盛ったら、ひとつのかごの卵が割れても、残りのかごの卵は割れずに維持できます。投資や運用の世界では、残ったかごの卵が増える可能性があります。

 現預金のかごに資産を置きすぎず、商品で言えば、株や債券、不動産などに投資・運用先を分けましょう。何か一つの商品だけに純資産を入れておくのはリスクにつながっていきます。また国で「日本だけ」「中国に全て」ではなく、「日本」「新興国」「欧米」に分散するなど いろんな国にカゴを分けておくことも有効です。

 ちなみに身近に分散投資をしている例としては、実は日本の年金を運用しているGRIFも、国内債券、外国債券、外国株式、国内株式にそれぞれ25%ずつ資産を分散して運用をしています。

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