【福岡 資産運用相談】NISAだけ?目的に合わせた商品選びをしましょう!
コラム

【福岡 資産運用相談】NISAだけ?目的に合わせた商品選びをしましょう!

 近年「NISA」や「iDeCo」といった資産運用の商品を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?資産運用には、それ以外にもさまざまは方法があります。いつ、何のために、いくら必要かに合わせて、商品を選ぶ必要があります。

今日は、いくつか商品の例をご紹介するので、資産運用を考えている方は参考にしてください!

<確定拠出年金個人型(iDeCo)>

 「iDeCo」は老後資金に絞った資産形成手法です。そのため、後述する「NISA」以上に特典の多い制度になっています。金額に上限はありますが、お支払いされた掛金全額が所得控除の対象となります。さらに、運用して得られた利益には一切税金がかかりません。そして、一時金として受け取った場合は、退職所得として受け取ることができ、年金として受け取った場合は、公的年金等控除額の対象となります。ただ、注意点を上げるとすれば、あくまでセカンドライフ資金のための年金のため、原則として60歳より前に払い戻すことはできません。銀行・証券会社で申し込むことができます。

NISA(額投資非課税制度)

 「NISA」は「少額投資非課税制度」と言い、毎年120万円の投資金額までは、その投資した株式や債券などでどれだけ儲けが出ても税金がかからない、運用益非課税の制度です。ただし、投資した資産は5年以内に売却しないと、一般口座に移されます。その後売却して利益を上げると、通常通り20%の税金がかけられることになりますので、注意が必要です。

 ちなみに、この制度は、もともと100万円を上限としてスタートした制度ですが、2016年1月から120万円に上限が引き上げられていて、国が自助努力を推進しているという事もここから見て取れると思います。NISA口座も銀行・証券会社などで開設することができますが、NISA・iDeCoに共通した特徴として、投資先は自分で選ぶ必要があります。選んだ投資先の運用結果によっては損失が発生する場合もありますので、ご注意ください。

<確定拠出年金企業型(DC)>

 確定拠出年金(DC)は60歳になってから引き出すことができる商品で、老後の年金の補完として活用することができます。掛け金の上限は月額55,000円で給与天引きで加入することが可能です。掛け金に所得税・住民税・社会保険料がかからず、60歳の満期まで運用益が非課税であることがポイントです。ただし、60歳になるまで引き出しができないということ、また自分で運用先を選ばなければならない点には注意する必要があります。

<変額保険>

 変額保険は、60歳以前でも解約が可能なため、中・長期の資産形成をすることができます。投資信託による運用が行われますが、保険商品でもあるため資産を形成しながら、死亡保障が付くことが大きな特徴です。上限までは所得控除となり、満期まで運用益は非課税であることに加え、手軽な手続きで加入できることがポイントです。ただし、保険商品でもあるため、保険関係費が運用とは別にかかること、また元本保証型の商品がない点には注意する必要がります。

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