【福岡 資産運用相談】運用をしないがリスクの時代?
コラム

【福岡 資産運用相談】運用をしないがリスクの時代?

老後に必要なお金は?

資産運用の大きな目的の一つに老後の資金準備があります。

ここでは始めに、老後どのくらいの資金が必要なのか見ていきたいと思います。

 

まず夫がサラリーマンで妻が専業主婦のご家庭の場合です。

夫婦2人で豊かなセカンドライフを送るための資金は、毎月およそ35万円が必要と言われています。

それに対して、受け取れる年金額は夫婦合わせておよそ23万円です。

つまり、毎月35万円マイナス23万円と、およそ12万円不足しますので、セカンドライフの期間を65歳~90歳までの25年間と考えるとおよそ3,600万円が不足することになります。

 

次に、共働きのご夫婦の場合です。

夫婦2人で豊かなセカンドライフを送るための資金は、先ほどと同じで毎月およそ35万円です。

そして今度は夫婦2人とも厚生年金になりますので、受け取れる年金額は夫婦合わせておよそ29万円になります。

毎月35万円マイナス29万円と、およそ6万円の不足となりますので、セカンドライフの期間を同じく25年間と考えるとおよそ1,800万円が不足することになります。

 

資産運用をしないは老後のリスクに?

それでは、不足するお金を貯金して準備していればいいのか、というとそれでは不十分です。

将来的にインフレによって、モノの値段が上がり、お金の価値が下がり続ける可能性があるからです。

仮に、年2%のインフレが継続した場合、現在の100万円の価値がどう変化していくでしょうか?

10年後にはおよそ2割減って82万円、つまり今100万円持っていても、何もしなければ10年後には今の82万円の価値のものしか買えなくなってしまします。

30年後にはおよそ55万円、半分くらいの価値になってしまいます。

「タンス預金が一番安全」なんていう方もいらっしゃいますが、私はいつも「本当に?」と思っています。

インフレが起こって、モノの値段が上がってしまった場合には、お金の価値は確実に下がってしまうことになります。

金庫を買えば安心できる話ではないんですね。

特に長期に渡る資産形成では、このインフレに負けないしくみということも考える必要があるんです。

また超低金利時代の現在、頑張って節約してもお金を貯蓄口座に預けているだけでは、思うようにお金は増えてくれません。

 

近年はネット証券など少額からスタート出来る投資もあり、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAのように、非課税で運用可能なお得な制度もあります。

また、毎月一定額を購入しながら積立てていく積立型の保険は、投資の知識や経験がない初心者でも長期間継続することで、リスクを抑えながら十分な資産成長が見込めます。

まずは資産運用の知識を身に付けて視野を広げることが、賢くお金を増やすために必要です!

 

*1出典:生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査」※夫婦2人の場合のゆとりある老後生活費

*2出典:厚生労働省「平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」※65歳以上の数値を掲載(夫:厚生年金、妻:国民年金加入)

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